人材不足について思うこと

縁でベトナムに

昨今、日本で騒がれている人材不足。単純に働き手が足りないということ。様々な原因はあるともうけど解決策として今人気なのが外国人研修生の受け入れ。今では多くの外国人が日本で仕事をしてくれている。こと東京に行くと外国人を店員として見かける機会が非常に多い。割と難易度の高い接客業でもこれだけ見かけるのだから製造業などの現場では、もっともっと外国人がいるのではないか?と容易に想像がつく。

こんな時代背景を受け私の周りでも外国人を雇用している方も増え、その中でも近年はベトナムの方々が人気のようだ。私のビジネスパートナーもベトナム人雇用に非常に興味津々でベトナム視察の誘いを受けたので今回ベトナムに行ってきた。

ベトナム国内で日本語教育を行う

今回のベトナム視察の主な目的はベトナム人研修生の日本語教育を視察してくること。日本語教育施設にベトナムでは向かった。

マザーブレイン入り口

今回お邪魔した学校では、日本の礼儀や文化もみっちり教え込まれている。学校につくと最初に生徒さんがお出迎えをしてくれた。上記のように並んで待っていてくれたのだ。感動に似た困惑を覚えた。

中に入ると、各教室といたるところに日本語が見えるし聞こえる。壁に貼ってある教材は非常に興味深く、平成世代の私も知らないような箸のマナーなども貼ってあった。

各教室で、各分野に必要な言葉の教育をしている。先生は、過去に実習生として日本にきていたことのあるベトナムの方が主だった。必要最低限の日本語を半年間みっちり教えているという印象を受けた。

教室内でも生徒さんと交流する場もあったが非常に元気で勤勉そうな印象を受けた。

ベトナムの方との交流

今回の旅程では、毎日日本語の喋れるベトナムの方がアテンドしてくれた。彼は、京都で実習生をしていたという。ベトナムの方にとって日本語の発音は難しいらしく日本語には苦労したとのこと。逆に、ベトナム語を教えてもらっても発音できなかった、、、そして色々話をしているうちに、ベトナムの実習生たちは人生をかけて日本にきているということがわかった。ある種ワーキングホリデーと一緒で、人生に一度しか実習生には今の所なれないらしい。3年間でどれだけ稼げるかが鍵。稼ぐには、日本のこと、言葉も含めいろいろ知っていなければならない。そして、日本企業との接点を持たねばならない。そのためには学校に通わねばならない。その学費はベトナムの平均月収の何十倍にもなるそうだ。その学費は、借入を起こし学校に通うという。万にひとつ、面接に受からなければ大変なことになるし、日本にきて日本が合わなければはたまた大変なことになりかねない。そうでまでして、稼ぎに来なければならない事情があるわけだ。ここで大事なのが、働く理由だと私は強く感じる。決して日本に憧れなどがあるわけではない。現にアテンドしてくれたベトナムの方もアイデンティティを強く持っていた。このまま、経済成長を続け、ベトナムの平均年収が上がれば、日本にきたがる人は減るだろう。無理かもしれないが日本の人材不足は日本で解決できればそれが一番だな〜と思った。

オフショア開発

私の業界ではオフショア開発で海外に行く人が多いと思う。いつか、ベトナムの人とも仕事をしてみたいな。

せっかくきたベトナム

宿泊したホテルの近くにあったオペラハウス。外からだけパシャり。

非常に多いバイク。今まで行ったアジア圏の国の中でも上位に来る運転の荒さを感じた。

ベトナム人研修生をお探しの方は

日本全国どこでも大丈夫だそうです。ベトナム人研修生をお探しの方はご一報ください。